西「失礼しまーす、、」

あれから3時間後、やっと西村さんが来た。
ずっと待っていたから嬉しくて、思わず名前を呼んだ。

　『西村さん、！！』

西「あ、あなたちゃん！急にごめんね、笑」

『いえ、私も会いたかったので、///』

少し微笑みながら話し掛けてくれる西村さんに、頬が熱を帯びていくのがわかる。

西「体調は大丈夫、？」

　『ちょっとよくなった気がします、笑』

西「それはさ、俺に会ったから？笑」

西村さんにとっては冗談のこの言葉も、恋愛弱者の私には刺激が強い。

　『え、えっと、///』

西「ふはっ、冗談やって。笑 そんな困らんといて。」

　『あ、えへ、笑 ところで、西村さんはなんで来てくれたんですか、？』

少し雑談をしたあと、西村さんに疑問をぶつけてみた。
私はただのお花屋さんの客なわけだから、西村さんにここまでしてもらえるのは少し不思議だった。
すると、予想外の答えが返ってきて。

西「俺な、自分と同じような子を救いたかったんよ。」

　『同じような子、ですか、？』

私は思わず首を傾げた。
そんな私を見て、西村さんは私に語り始めた。

西「俺なぁ、昔いじめられててん、笑」

衝撃的だった。
辛い過去を笑いながら話す西村さんも、辛い過去自身も。

西「俺も声でーへん時期あったからさ、救いたいなって、」

　『っ、、泣』

そんな気持ちで私に関わってくれているなんて知らなかった。
西村さんの優しさが心に染みて、思わず涙が頬をつたう。

西「泣かんといてや、笑」

　『すいませ、っ』

西「ふふ、えーよ、笑」

すると私の涙を拭いながら優しく背中をとんとんしてくれる
西村さん。

　『ん、もう大丈夫です、』

西「そ？よかった。笑 あ、でも目赤くなっとる、」

　『え、あ、どうしよ、』

西村さんに指摘され、思わず戸惑っていると、西村さんに頬を触れられた。

西「あなたちゃん、目つむって、」

　『へ、』

戸惑いながらも、西村さんの指示に従う。
すると、私のまぶたに何か柔らかいものが触れた。
思わず目を開けると、目の前に西村さんの顔があって。

西「ふふ、じゃ、また来るな。笑」

そう言って西村さんは帰っていった。






























































2 日 間 更 新 お 休 み し て し ま っ て す み ま せ ん 、 😖 💦
実 は 予 防 接 種 を 打 っ た ら 体 調 崩 し て し ま っ て 、 、
腕 は 痛 い お 腹 は 痛 い 熱 が 出 る で 大 変 で し た 、 笑
で も 今 日 か ら 更 新 致 し ま す の で 、 こ れ か ら も ご 愛 読 よ ろ し く お 願 い し ま す 💌 🪄