第3話

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2024/02/23 08:00
チュンチュン
う、うぇ…
次の日目を覚ますと時刻は昼の12時を下回っていた
や、やっば!?今日会社なのにー!?
適当に支度を済ませ、足早に家をたち会社へと向かう

ち、遅刻してしまい申し訳ありませんでした!!
部長
もー赤城くんしっかりしてよ?
部長
なんてたって君は我が社の若きエースなんだから!!
も、もう辞めてくださいよ部長〜 照
部長がフレンドリーな人で本当に良かった…


隣の渋谷本社の部長なんて一分遅刻しただけで残業確定の仕事を追加してくるって聞いたことあるのに

俺本当にこの会社で良かった…
部長
そこでそんな優秀な君と黄頭くんに隣の渋谷本社の方に転勤してもらうことになった!!
え、えぇ…!?
俺フラグ立てるのうますぎないか?
部長
何でもそこの部長がお前の能力を買ってくれていてな!
えぇ…
部長
黄頭も一緒という条件で呑み込んでもらった!
部長
まぁもの凄い嫌な顔はされたがな!
はっはっはっと軽快に笑いながら部長が言う






…いや、全然断ってくださいよ!?
部長
とにかく来週からよろしくなぁ!!





う、ウソダ…
デスクに着いたものの、衝撃すぎて仕事が手つかずの状況だ
莉犬?
あっるぅとくん!
僕も転勤の話部長から聞きました
また、よろしくお願いします
る、るぅとくぅん 涙




















と、その前に、
ふぇ?
よくも昨日先に帰りましたねぇ…?
いっいひゃい!いひゃいれすぅ…!
怒ったるぅとくんに右頬をぐいーと引っ張られる
はぁ、
やっと戻ってきたかと思うと酔ってるときより真っ赤な顔で帰ってきて…
急に帰るなんて言われた身にもなってくださいよ
ゴメンナサイ…
で、昨日何があったんですか?
酔って記憶がないは通用しませんからね
え!?えー、えーとき、昨日…
昨日の夜…
〜昨夜の回想〜
え、あ、え…!?
り…いぬ?
やっぱり莉犬だー!
高校生ぶりだな
う、うん。そーだねー
俺が高1のときに登場高3のさとみくんと一時期お付き合いしていたことがある。


まぁさとみくんが高校を卒業する間際に俺のことを振ったんだけどね


お陰様で今大変気まずいわけですよ
今どこで働いてんの?
えっ!?
あー株式会社△△ってとこ
!…へー結構ちゃんとしたとこで働いてんのな
まぁね!
俺が笑顔でそう言うとさとみくんも柔らかく笑い返してくれた



…イケメンの不意打ち笑顔はやばい
あーやっぱり俺莉犬のこと好きだわ
…え?
…俺たちやり直そ…?
へ?



























えぇぇぇぇ!?!?

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