『私を助けて何になるというのですか…』
伊黒「…さぁな」
『別に両親が死んで悲しいとも思いません。なんなら殺してくれた方に感謝すら感じますから』
伊黒「…そうか」
『私もあのまま殺して貰えばよかったですね』
これが数年前の私だ
大人の醜い、汚い部分を日常的に見てきたせいで世界に失望していたのだ
それを助けてくれたのは
伊黒「…嘘でもそういうことを言うのは良くないな。お前が死ぬのは勝手だが俺が悲しむ」
家族でもない貴方が私に光を見せてくれました
この物語は『憧れの人。最愛の人』のリメイクです
炭治郎と出会ったのが那田蜘蛛山からだったんですが、色々ごちゃごちゃして、後から考えてたストーリーと合わないことに気がついたのでリメイクです
大事なことなので2回言いました
この物語はリメイクです
作者:夜彩緋色
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。