第2話

Do not forget me ~2~
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2018/11/28 10:32
車に揺られ、電車に揺られる事、数時間。
まふまふ
まふまふ
そらるさん、体調大丈夫ですか?
そらる
そらる
ん...あぁ、大丈夫、大丈夫
まふまふ
まふまふ
無理しないで下さいね
そらる
そらる
分かってるって((ニコッ
そんな僕の気遣い会話を交わすと、
目的地がとうとう見てえてきた。
そらる
そらる
おっ、おい!まふ!
ほら!見えて来てるっ!
まふまふ
まふまふ
はいっ!楽しみです!
そらるさんがとても笑顔で、僕は心做しか、
安心していました。
着いたのはいいのですが、
外はまだ明るいのです。
まふまふ
まふまふ
そらるさん、
イルミネーションまでには時間掛かりそうですけど...
そらる
そらる
んー...
それじゃあ先にうらた君達にお土産買う?
まふまふ
まふまふ
そうしましょう!
売店に入ると、
この地域の特産物を使ったビスケットや、
チョコレートなどが置いてありました。
僕はその中から特産物を使ったクッキー箱を1つ取りました。
まふまふ
まふまふ
そらるさん!
天月君には、これあげたいです!
そらる
そらる
んっ、いいんじゃない?
うらた君にはこれにしよ...
まふまふ
まふまふ
さかたんは.....んー?
そらる
そらる
坂田は.....どれがいいのかな
まふまふ
まふまふ
飴...どうですか?((フフッ
そらる
そらる
飴って.....笑
まふまふ
まふまふ
んーじゃあ.....チョコパイ!
そらる
そらる
それでいいんじゃないかな
まふまふ
まふまふ
お会計、行きましょう!










外は真っ暗で、
吐く息も段々と白色を増してきていました。
まふまふ
まふまふ
そらるさん、お腹痛くないですか?
そらる
そらる
大丈夫.....でも普通に寒い
まふまふ
まふまふ
なら、僕が暖めます!
そう自慢気に言うと、
そらるさんを思いっ切り抱き締めました。
そらる
そらる
ふふっ、まふ暖かい...
まふまふ
まふまふ
そーですかっ?((ニヒヒッ
そらる
そらる
ん...ありがとう
そう言うとそらるさんは、
僕に唇を合わせてくれました。
まふまふ
まふまふ
へへっ...なんか照れますね
そらる
そらる
今更?笑
そう笑いながら言うそらるさんは、
とても綺麗でした。
その瞬間、イルミネーションがパッと点灯しました。
まるで、僕達を祝福してくれるかの様に。

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