第4話

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2024/02/02 13:10
「キュッキュッ」




練習室から靴の擦れる音と皆の荒れてる息が聞こえる。




少しでもずれると1からやり直し。





難しいダンスの振り付けをを私達は1日で何十時間も踊る。




そうしないとデビュー出来ないから。





私達は何度も何度も練習を重ねた。





すると




パン・シヒョク
皆、話がある。
パン・シヒョク
エリカ以外の8人をデビューメンバーにさせる。
エリカ
エリカ
え、
(なまえ)
あなた
どういうことですか?
(なまえ)
あなた
エリカ含めて9人で今まで一生懸命やって来たのに、
パン・シヒョク
あぁ、それは承知で言っている。
ジン
ジン
何でエリカはダメなんですか?
パン・シヒョク
歌もダンスも全体的に実力不足だと感じたからだ。
パン・シヒョク
エリカ1人のためにデビューを遅らせるわけにはいかない
パン・シヒョク
8人は明日から違う練習室で練習する。
エリカはこれからも練習を頑張るんだぞ。
そう言って出ていった。





勿論、エリカは放心状態で突っ立ったまま。






今まで睡眠時間を削って練習をしていたのに
急にデビューが出来なくなった何て言われたら誰でもそうなるだろう。




皆、エリカに声を掛けるべきではないと察し、
沈黙だった。
エリカ
エリカ
ごめん、ちょっと頭冷やしてくるわㅎ
そう言ってエリカは練習室から去った。






無理やり笑顔を作っているエリカを見て
私は心が傷んだ。
読んでみてください!



ばい〜

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