それはある日、何の前触れもなしに突然起きた。
い___!い_ま!いぅ_!!
なんだ、、?
どこかで天使が呼んでる気がする
い__きて!!
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛いk((略
え、マジで可愛いんだが?
なに、首コテンって。
もう神なんだけど。
そんで、“る”が言えなくて“ぅ”になってんの可愛すぎだし。
普段のらんも超絶可愛いけど、こっちのらんも破壊力ヤバイな((
え、今の聞いた?
“りゃん”って可愛すぎん?
言えてないのも可愛いけど、一人称がらんなのもマジ可愛い((
ホントにらんキュン天使、最高((
もうなんなんこいつ、ずっと可愛すぎんだよ。
腹が鳴って恥ずかしがってんの、天使かって((
あ、でもこんな天使、世界中探してもいないよな。
いたとしても、らんには敵わねえ。
そろそろ俺も腹減ってきたし、飯でも食いながら、らんの写真でも撮るか。
そんでアイツラにバレねえように、らんを抱こう((変な意味じゃないからね☆
俺がそう言って扉を開け、らんの方を向いた。
らんがその場から動こうとしない。
なぜだ、すちの飯が待っているというのに動かないなんて、らんらしくない。
俺がそう言うと、らんは言った。
そう言い、顔を赤らめながら両腕を俺の方に伸ばすらん。
その姿が可愛すぎて、あまりにも愛おしくて、俺は思わず抱き着いた。
俺からこんな言葉が出るなんて思っていなかったのだろう。
らんは、状況を上手く掴めず、混乱していた。
らんを抱き上げながらそう言う俺。
肝心のらんは顔を真っ赤に染めていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。