side岩本
俺は気を失った蓮を、自分の家の寝室のベッドに寝かした。
俺は自分のしたことを後悔していた。
俺は怒りで我を忘れてしまい、蓮にglareをしてしまった。
Subに俺のglareはきついだろう。
俺は過去にSubにglareをしたことがあった。
その時、Subはあまりの衝撃で一週間くらい意識を飛ばしてしまったんだ。
それに、蓮はSubの中でSクラスという最高のクラスにいる。
クラスが高いほど、Sub性の高い人物だと言うことだ。
より感じやすくて、影響も受けやすい,
だから、蓮のDomへの影響は強い。
そんな彼にglareを与えると、どうなるのか。
俺のglareはしょっぴーのglareの比ではない。
大丈夫だろうか、、、
俺はどうしたらいいんだろう、、、。
眠っている蓮の頭を撫ぜてやりながら、彼の体調を案じていた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!