零依くんが仕事に行くと、忙しくなる。
1人でボールと戯れる結希と、
ぬいぐるみと遊ぶ結梨。
2人を見ながら朝ごはんの片付け。
得に結希は動くから危ない。
足元にボールが転がってくる。
返してというようにゆっくりこっちへやってくる。
俺もとりあえず仕事は終わったし…。
ここからは子供たちと遊ぶ時間。
何でも食べるから怖い…。
ボールを捨ててこっちに来る。
抱っこをするために立ち上がると
結梨が近づいてくる。
必死に抱っこのポーズをする結梨。
でも結希抱いてるし…。
これ結希離したら泣くよなぁ…。
あぁ…機嫌悪いなぁ…
座りながらじゃ怒られるかなぁ…。
座ってないと2人はきつい……。
おっきくなったよほんと。
やばいな……今日は零依くんいないといけない日だ。
まだ10時かぁ……。
いつも4時くらいに帰ってくるから…。
はぁ…もぅ………。大変じゃん!
結希を寝かせたら結梨抱っこできるね。
掃除したいところだけど……。
起きちゃうんだよなぁ……。
そういえば寝室の布団干さないとなぁ、
最近主婦って零依くんに言われる。
そんな変わったかな?
よし、今のうちに昼ご飯…!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。