ふたりとふたつの星
寒い夜、街灯の下で震えていた小さな双子――駿佑と流星。
泣き声を聞きつけた高橋恭平と長尾謙杜は、ためらいながらも彼らを家に連れ帰った。
「保護とか、そういうのより……この子ら、今夜どうするん?」と呟いた恭平。
「……うちで、育てよ。俺らで」そう決めたのは謙杜だった。
他人から家族になること。
その日常は、簡単じゃない。けれど確かに、温かい。
二人の若者と、二つの小さな命が紡ぐ日々。
――それは、愛の形をゆっくり探していく“家族の物語”。
ー 5,685文字
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update 2026/01/14