静寂をわかつ
暗殺という非情な世界に生きる、首領・小柳ロウと若き構成員・星導ショウ。
任務に追われる日々の合間、ふたりが過ごすのは、静かで穏やかな夜。
鍋をつつき、くだらない会話を交わし、ときには黙って同じ時間を眺める。
血の匂いが染みついた世界にあって、その静寂だけが、心をほどいていく。
これは、恋とは呼べない感情を抱えたふたりが、
互いの存在を少しずつ大切にしていく物語——
傷の奥に芽吹く、ささやかな温もりの記録。
ー 7,098文字
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update 2025/04/17