水溜り、揺らぐばかり
ある街の地下鉄、とある地下通路にて。
理由はなんだって構わない。
ただ、白いタイルの群像を歩き続ける”8人の少女の姿”がある。
それで物語は始まるのだから、それでいい。
ただ1人分の足音と有耶無耶なホームの音が、静かにタイルに染み渡る。
ありもしない水面が揺れる。
星空も雨も見れるはずがないその空間で、少女は一抹の夢を握りしめる。
そうしてまた一歩と踏みしめて、揺らめく日々を送っているのだ。
ー 2,348文字
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update 2026/06/29