スポットライトの下で、今日も笑う
もし、大切な人の余命が
あと残りわずかだと知ったら
あなたはどうしますか?
人気アイドルとして多忙な日々を送る髙橋海人は、突然、残された時間が長くないことを知らされる。
その事実を受け止めながらも、彼は「最後までいつも通りでいたい」と願い、ごく限られた人にだけ真実を打ち明ける。
“あなた”には弱音を見せながらも、相棒の永瀬廉にはなかなか本心を打ち明けられない海人。
しかし廉もまた異変に気づき、戸惑いと怒り、そして深い悲しみを抱えながら、海人と過ごす時間を一日一日噛みしめていく。
芸能界の華やかな世界の裏で、人目を避けながらささやかな思い出を重ねていく。
深夜のコンビニ、人気のない公園、何気ない会話。
「未来」ではなく「今日」を大切にする日々の中で、それぞれが“失う怖さ”と向き合いながらも、確かな愛情と絆を育んでいく。
ー 6,550文字
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update 2026/02/01