僕が強さを知るまで。
かつて小国ヴァルクライネの妹国として、静かに息づいていたセリス(セーリャ・スギルガ)。
銀髪と黄色い瞳を持つ彼女は、礼儀正しく無口な僕っ子だが、過去に兄であり英雄であったリュドヴィクを亡くしていた。
兄から受け継いだ大切なヘアピンは、彼女の誇りであり弱点でもある。
戦いは苦手だと口にしながらも、兄の強さを継ぐべく、日々奮闘するセリス。
親日国ドイツや日本、そしてプロイセンと出会い、ロシアに警戒されながらも、静かな決意を胸に刻む。
「僕は強さを知らないけど、兄様のように、この世界に平和を見せてやる。」
無口な僕っ子少女の、少し不器用で、それでいて確かな一歩が今、始まる――。
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update 2025/06/14