運命の人
大好きな BE:FIRST のライブ。
推しである SHUNTO を、いつも通り“ファンとして”見つめていたはずだった。
—けれど、ほんの一瞬、目が合ったその瞬間。
主人公は、音も歓声も消えた不思議な空間へと迷い込む。
そこにいたのは、ステージの上の「推し」ではなく、
名前を持つ、ひとりの人としての彼だった。
ファンとアーティスト。
近づくはずのなかった距離。
それでも、音がつないでしまった、たった一夜の特別な空間。
これは、
“推しでいさせてくれたまま、少しだけ現実に触れてしまった”
ファンのための、静かなファンタジー。
ー 8,407文字
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update 2026/03/13