病気な兄と元気な僕
両親は研究所の爆発事故で死。残された9人の兄弟は、それぞれが支え合いながら生きていた。長男Kは、両親亡き後、弟たちを支えようと必死になるが、病弱な末っ子二人、七男ハルアと八男タキのことばかりが気にかかり、他の弟たちへの配慮が足りなくなってしまう。次男フウマは、そんな長男を支えようと尽力する。三男ニコラスと四男EJは、ハルアとタキの身を案じ、五男ユウマはいつも二人に寄り添う。六男ジョーは、周りを冷静に見渡し、末っ子マキともよく話をする。一方、いつも元気いっぱいの末っ子マキは、兄たちの心配が自分ではなく、病弱なハルアとタキにばかり向かうことに、寂しさを感じていた。家族の絆と、それぞれの想いが交錯する物語。
ー 8,634文字
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