そう言って俺とないこは俺の家へ(強制的に)行った。
ガチャ(((
あ、ないこのこと思いっきり忘れていた、…。
思いっきり引っ張ってきちゃったからないこは息切れ状態だ。
パッッ(
息切れしているないこ……えr(((
ゴクッ
『本当はないこと2人で一緒にいたいし』
『無理矢理だけど、二人きりになりたかった』
ってか、ないこって、あの2人が両片思いでも、動揺しないってことは俺が付き合おうって言っても大丈夫何やないかな………??
いや、でもそれでごめんって振られたら、すごい嫌だし、
ないこだから無いとは思うけど、周りに言いふらして嫌な感じになったらやだな。
それがなくても今の関係が無くなったらイヤだし。
それでも、これ以上の関係になりたい。他の子に取られたくない、って思うのはさすがに欲望の塊過ぎるかもwwww
よくわかんねぇな
あれ?俺の気持ちバレたかな。
気づいて欲しくない気持ちと
気づいて欲しい気持ちが
ぐちゃぐちゃに心の中で混ざり合って気持ち悪くなってきた。
はぁ……。
ないこが暗い顔をしていた。
そう言って俺はないこの隣に座った。
俺はないこの肩に顔を置いた。
困らない……ねぇ……www
うーん。駄目だよ。
そう言って困るのはないこでしょ…、。
まぁ、俺も困るんだけどねww
俺には分からない。
今言うのか、それともまだ言わない方が良いのか。
俺は逃げることにした。
ないこは手を広げてこちらをみた。
ガチで言ってるのかこいつは……。
かわい過ぎるし、無防備すぎる
ポスッ
俺はその時に本当にどうかしていた。
いつの間にか俺はないこの顔に俺の顔を近づけて
チュッ
ないこは最初ものすごく驚いた表情をして、その後に顔が真っ赤になっていた。
そして、その後からの記憶は無い。
寝たからだ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!