…やってきてしまった。
昼放課が。
約束通り、体育館倉庫前に行かないといけない。
が、。
今日はそれを阻んでくる奴がいる。
…距離の詰め方バグってる。
1日でこれは怖い。
いや、1日も経ってない。
とりあえず、有済の場所行かないと。
罰でも出されたら困る。
無視無視無視無視、
そうするしかない。
そんなので折れない!とでも言うように付いてくる。
…誰かもらって、、、
するとタイミングよく、女子2人組が寄ってきた。
これで逃げられる、、、?
付け足しで結構。
むしろ付け足されなかった方がありがたかった。
うん。神。
あの2人組には感謝しても仕切れない((
無事1人になったので、走って有済の場所に行く。
頼む、パシリだけは、買い物だけは、、、ッ!
今は金欠どうのこうのではなくて、
体力的に、、、ッ
結局、金だけ取られて終わりだった。
相変わらず、まとまりのない奴等。
なんであれで組めてるんだろう。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!