振り向くと…
前に俺を助けてくれた…!
あ…でも…優希以外とあんまり喋ったことないから…
…声が…震えてしまう…
意外と…優しい人…?
…嫌でもまだだ…今は優しくても、どんどん俺をいじめてくる…
…助けてもらったのに…どうして…こんな反応しかできないの…
そ…そう言いつつも…俺を絶対にいじめてくる…!
特にこのクラスの人気者の道枝くん…?は…!
ぁ…!つい…
つい優希以外に名前を知らされてしまった…!
…悪い人では…なさそう…?
道枝くんは走ってどこかに行った
変な人…
ーーーー
ークラス
お昼ごはん食べただけなのに…なんか疲れちゃった…
後授業まで数分あるし…ゆっくりしてよ…
そこには、俺の机に、
『死ね』『消えろ』『道枝様に近づくな』
などと…10個以上の悪口が
……
バタッ…
ー数分後
初めて合う人には怯えてしまう…
手が…プルプル震える…
ここの学校の保健室は、病院で治療できるような
器具が全ておいているため、多少の治療はできる
優希以外に俺の服の下の傷を見られるわけには…!
保健室の先生が必死に止めようとするが
俺はこの先生に俺の秘密…全てを話した
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!