大西side
僕がアイドルのオタクだという秘密をメンバーに知られてしまった翌日、今日は謙杜と2人でバラエティ番組のロケ
『おはよー』
謙「あ!流星くんおはよー!」
『今日も謙杜は元気やね』
謙「はい!流星くんと2人ならいろいろ質問できるかなって思って!」
『嫌な予感すんねんけどー』
謙「じゃあ1個目!誰推しなんですか?」
『絶対答えないといけない感じ?』
謙「はい!」
『…姫咲桃凛ちゃん』
謙「え、え、え!!!!!?????」
『え、何!?』
謙「いや、びっくりして、、」
『そう?』
謙「あ、じゃあじゃあいつから好きなんですか?」
『うーん、7年前くらいかな』
謙「milkyのデビュー当時…めっちゃ古参や…」
『え、謙杜milky詳しかったん?』
謙「え、あ、いや!昨日気になってちょっと調べたんです!」
『そうなんや?』
謙「いや〜LIVE楽しみやな〜!」
今日の謙杜は急に焦り出したり、なんか様子がおかしい気がする。気のせいかな?そんなことを考えていたらロケの準備ができ、スタッフさんの合図で収録が始まった
長尾side
今日は珍しく流星くんと2人仕事、昨日流星くんがmilkyのファンだということを知ってめっちゃ驚いた、流星くんにそんなイメージがなかったから。でもその驚きと同時に嬉しさが込み上げてきた、だって姉ちゃんのいるグループのファンやで!?そんなん嬉しいに決まってるやん!!
そして今日もっと衝撃なことを知った。それは流星くんが姉ちゃん推しだということ、それもだいぶ古参。姉ちゃんもなにふぁむで大西担で古参。え、こんなことある!?2人は両思いってことやで!?これは俺しか知らんことやから他の人にこの嬉しさと感動を共有することはできないけど。2人にこのことを言ってやりたい!!
▷▶▷episode4
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。