自分を守ると決心した。
何をするかと言うと記憶喪失であるフリをする。
本当に忘れられたら楽なのかもしれないけど、
記憶喪失なんてなりたいと思ってなれる事じゃないから…
あ、呼ばれてる…
怒られそうで怖い…けど今日は無視しやきゃ、、
やば、また怒られる…ッ
へ、?あのお母様が……?
思ってたのとは違う予想外の返事に驚いた。
まろが微かな驚きの声を漏らした。
お母様の俺に対しての扱いに驚いたのだろうか
……これに関しては俺も驚いている。
部屋に向かう途中
1人になって
何とか上手くいったよね
お母様もまろもりうらも信じてたし大丈夫かな?
これで少しでも生活が変わるといいんだけど…
これからどうなるかな
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。