〜sana side〜

話しかけたら笑うようになってくれた優依。

優依とコミュニケーションをとれているようですごく嬉しかった。

もちろん葵依のことも大好きだし、2人への愛は平等。









けれど,物心がついてきた葵依と遊ぶことを第一優先にしている。

紗夏と葵依が遊んだりしてるのを見ると声を出して反応を求めるようになった。

3人でおままごと












大きな会場で毎日のように踊っていた多忙な頃とは思えないほど穏やかに流れる雰囲気。











そんな雰囲気がとても心地よかった。

まだ短い腕で葵依へと手を伸ばす

あんなに一人っ子で甘やかされてきた葵依がお姉さんに。









葵依がお姉さんとして優依と接しているのを見て,なんだか嬉しかった。

そんな葵依は最近自分のことを自分でやりたがるように。












それはもちろんいいことなのかもしれないけど,

やろうとしてあげようとしゃがんだら

自分でやらないと気が済まない様子。

もう葵依もお姉さんやもんね。









少し紗夏が甘やかせすぎなんかな…？

だけど反対の靴はやっぱり直らへんくて…

ほんまに最近はこれの繰り返し。

そして今もその状況








おままごとの野菜が切れへんくて。

あ、そっか…












自分でやるのを優依に見せたかったんや。

''ちょっとだけ''












そう言うと葵依は頷いてくれて












手を重ねて野菜を2つにした。

お昼寝の時間。











優依が寝てくれたから葵依と添い寝をする。

だんだんと大人になっていく葵依を見てたら寂しくなってきて,

''ちょっとだけ''  じゃなくて ''いっぱい'' 葵依を抱きしめた。

これからもっと,できることが増えていくのかな…。













その時は優依ちゃんのこと, ''ちょっとだけ'' お手伝いしてあげてね♡

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本当にありがとうございます‪( ;  ; )‬






次回は,お約束通りリクエストのいちばん多かった出産編です！