寒い寒い1月。
碧が6歳の誕生日を迎えた。
2人からお誕生日プレゼント
碧が乗りたがっていたかっこいい黒の自転車
まだ ''TWICE'' として活動していた頃。
夏都が生まれてすぐのことだった
紗夏がももの背中をさする
さっき言ったことをもう一度繰り返した。
泣いてしまったからか,気持ちが高ぶって吐き気に襲われた。
サナとダヒョンがももについて行く。
そして残されたメンバー。
産まれたばかりの夏都のときは…
みんなで喜んで暖かい雰囲気でいっぱいだったのに。
妊娠がわかった時はすごく喜んで,ミナとサナにだけ妊娠したことを言った。
話を聞けば,その病院で様々なリスクを話されたそう。
難産になる可能性が高く,ももは怖くなってしまったという。
でもアレルギー上,麻酔は使えない。
痛みに弱いももにとっては想像もできないくらい追い込まれていた。
トイレからももが戻ってくる。
頷きながら椅子に座ったもも。
SIXTEEN以来,メンバーの前で声を上げて泣き出した
泣き声だけが聞こえる中,ナヨンが口を開いた
自分で欲しくてしたことなのに。
いざお腹に宿った命を目の当たりにすると
どうすれば良いか分からなくなった。
責任感の欠けらも無い自分のことを,今までにないくらいに憎んだ。
15歳の春に韓国へ同じ飛行機で来た2人。
双子のような紗夏が,そうキツく言ったのは初めてだった。
この前2児の母になった南しか言えない言葉だった。
もう既に,少しだけ大きくなってきたお腹に手を当てて
ももの頬に涙がつたった。
5/20のライブの余韻が抜けません…🥲笑
更新遅れてごめんなさい(><)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!