本番当日
メイクもヘアセットも済ませ、あとは着替えるだけ。
待機室の中のポスターは全て韓国語
異国の地での披露を実感した花瑠の緊張を掻き立てた。
お菓子を食べたり、メンバーと遊んだりと,子供たちは賑やかに待機。
バレエの先生と話を済ませた南たちが帰ってきた
ナヨンが花瑠をぎゅっと抱きしめる
))名井花瑠さん〜、着替えどうぞ。
花瑠の着替えをソワソワしながら待ってる南。
意外と直ぐにカーテンが開いた
帰ってきた花瑠はピンク色のレオタードを着ていた。
花瑠が着ていたレオタードとは
「アイドル陸上大会」 で金メダルを取ったミナがかつて着用していたレオタード
調整を施して花瑠が着れるようなサイズにしてもらった。
口々に花瑠の衣装を大絶賛
「花瑠は私たちのお姫様だね。」
紗夏が少しの間外へ出ることに。
開演まで30分
花瑠の出番までは1時間半もある
花瑠からしたら1時間半なんてあっという間
気づけば花瑠は舞台袖にいた。
毎日の練習を頭の中で振り返っていた南。
転んだりしないか。
振りを間違えないか。
なんなら緊張して泣いてしまったらどうしよう。
様々な不安が南の心を締め付けた
''TWICE''の頃と同じように紗夏は南を抱きしめて落ち着かせる。
次々に南に重なる手。
それぞれの想いが繋がった。
ずっと夢を見ていた韓国の舞台。
大好きなオンニ達、家族が見守る中
名井花瑠のステージが始まった____
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!