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第1話

人身事故
1,181
2019/05/01 05:22
主人公 (女)
主人公 (女)
はぁ…
いつからか



ため息しか出ない生活になっていた…



全てが変わった。






こいつらのせいで























みく
みく
あのさぁ…なんで学校来るの~?
主人公 (女)
主人公 (女)
義務…
みく
みく
不登校生多いよ?君にそうなったら?
はるか
はるか
もしかして弄られたいから来てるの?w
みく
みく
やばっwきっもw



僕を助けてくれる人は居る。



でもいつもじゃ無い




でもこいつらはいつもだった。


























そろそろ私の体も限界を迎えていた



死にたいと思える生活だ。




簡単に死ねる方法はいくつもある。




ただ食って飲んで寝るだけで生きれる。



そんな事さえが全部憂鬱だった。




























【死ぬ事は簡単なのに、生きる事は難しい。】







主人公 (女)
主人公 (女)
うつせ…
先生へ話しかけたくても。


難しかった。



何かが私の心を締めてくる








鬱先生
鬱先生
ん?呼んだ?
主人公 (女)
主人公 (女)
今日は大丈夫です…ごめんなさい。
鬱先生
鬱先生
今日もかw





鬱先生は私に笑顔で振りまわってくれる。



唯一の味方だった。



だがもう来年は高校だ。逃げれない



どうせ高校でも虐められるんだろうと思えば


自然と目の奥から涙が湧き出た



涙が零れぬように走って帰った























































いつもは使わない電車を見て



「死」 を連想してしまう。



















【私よりか辛い思いしてる人はいるんだ】



と言って、死から逃げてしまう






















日に日に悪化する物。



日に日に【死にたい】が頭に浮かぶ





日に日に増える傷



日に日に減る包帯



日に日に減る寿命。



























人間はいつか死ぬはず。


でも人間は福を求め生きる。


愚かな生き物だ。


































































心の中で決心した…



私は虐めっ子を読んで


電車が来るのを待った。













【簡単に死ねる方法】



みく
みく
なんだよ?
来るのが待ち遠しい。



周りをウロウロした。








運転手さんに迷惑は掛かるが。



これしか出来ない。



馬鹿でごめんね…鬱先生







僕のお父さん。
























主人公 (女)
主人公 (女)
ありがとう…









低く飛んだ。



遅く見えた。



周りは少し驚いた顔が見えた
















電車の大きな音…


虐めっ子の呆然とした顔


全てが遅く見えた


これが死ぬ瞬間だと思った。


目の前が赤い色で染まった。一瞬。


周りの反応。


これが何より面白かった。



































































主人公 (女)
主人公 (女)
鬱先生、ありがとう…



涙を1粒流して



もう開けれない目を閉じた。








































































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