第14話

2章 一話
1,214
2023/05/14 01:06
あなた視点
皆に悩みを打ち明けてからというもの。
凄く気持ちが楽になれたと思う。
皆に理解して貰えて、こうやって
自分らしくいられる、その小さな事が
私にとって心の支えになっていた。
それから、2ヶ月もたった時。
私には今まで感じたことのない気持ちが
心に出てきてしまった。
白石杏
白石杏
あなた!!
(なまえ)
あなた
杏~!!
私は杏のことが『好き』なんだろう。
この好きは、友情とかの好きではない。


これが初めてだから、よく分からない。
でも、これがよく聞く恋愛というものなのだろう。
でも、私には一つ心配なことがあった。













瑞希の事。
瑞希の事をちゃんと理解してくれている
杏を、私が好きになってもいいのだろうか。
もし、このまま私の気持ちが収まらずに
私が告白してしまったら。
瑞希はどうなる........?


もしかしたら、瑞希と一定の壁が出来るかも
知れない。
この事を相談できるはずがない。


そもそも女の子として生きる私が、
女の子を好きになることが、また悩みになる。
相談しようとして、類や瑞希に相談したくても
瑞希と壁が出来たら、もしかしたら
悩みすら話せないかもしれない。
私は杏を好きになっちゃいけないんだ。
この気持ちには蓋をして。


ずっと隠して。杏には恋愛感情を抱かないように
ずっと、過ごしていくんだ。
東雲彰人
東雲彰人
朝からうるせぇな。
(なまえ)
あなた
え~。彰人ひどっ、!
白石杏
白石杏
彰人はそういうやつだから。
東雲彰人
東雲彰人
はぁッ!?
(なまえ)
あなた
www
ずっと、隠しきれるのかな........


ずっと相談してきた相手に、初めて隠し事を
作ったから、凄く気分が悪かった。
書いてて楽しかったので、
2章書きます、!
恋愛とか、瑞希のこととか書くかもです!

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