第30話

@29
1,798
2020/11/22 03:12

あなたside





あの後、だいぶ暗くなってきた空からいきなりあ目が降ってきた





誰か泣いているのかな…





いつの日かおばあちゃんから雨が降るのは誰かの涙なんだよ、なんて聞いた気がする






呑気にそんなことを考えていたら





既に服は濡れ、髪もびしょびしょだった






you
you
急がなきゃっ




頭の上に手をかざし






一生懸命家に向かって走った






あと少し、あと少しで扉って時に雷が鳴った






すごく大きな音、ピカっと光ったそれは物凄く怖かった





私は急いで家に入り鍵を閉める









すると後ろから声がした



汐恩
汐恩
…大丈夫か?あなた
you
you
…っ汐恩



怖くて振り向いた瞬間汐恩に抱きついた








一瞬ふらついた汐恩、それでもしっかり支えてくれる



you
you
雷、怖いの
汐恩
汐恩
…そっか、大丈夫。俺がいるから




と、優しく頭を撫でてくれる








やっぱり落ち着く、暖かくて大きな手










少しして安心したからちょっと上を向いてお礼を言った






汐恩
汐恩
…なぁ、あなた



その言葉の後




you
you
・・・わぁっ




汐恩に押され、壁に背中がついた






手は汐恩に握られ頭の上の方にあって





汐恩と壁に挟まれ身動きが取れない





いつもとは違う汐恩の表情と低い声に







私の鼓動は大きく鳴っていた__





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈NEXT

お久しぶりです、、


投稿遅くてすみません!

テストが来週。ずっと…😭

全然勉強が終わってないのに更新しちゃいました、、💦やばいやばい


ということでまた再来週には投稿します、、!


すみません!🙇‍♀️





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