リビングに行くと
チョルオッパとシュアオッパ以外のメンバーが集まってた
ガチャ🚪
後ろを振り返ると
シュアオッパと
シュアオッパを支えてるチョルオッパがいた
私は昔から人助けが好きだった
理由は分からない
自己満なのかもしれないし、誰かに褒められたいのかもしれない
でも、薄っすらと記憶があるんだ
誰かと約束した記憶が
“困ってる人がいた僕達で助けよう”
“うん!___も私が助ける!”
“ㅎㅎありがとう”
誰と約束したのかは覚えていない
でもこの約束を絶対破ってはいけないと
本能がそう言っている
約束を破るともうその人のことを
思い出せなくなりそうな気がするんだ
聞き間違いじゃないよね?
推しと暮らすってこと?
私は逆に嬉しかった
学校には行けてないし
親とはもう随分前から縁を切ってるから
私が急に居なくなっても気にしないだろう
私を見るだけで気分を悪くするお母さんを見て
早くこの家から出て行きたいと思ってた
だから、私にとっては合都合だった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!