第15話

15わ
41
2023/09/30 11:06
俺はろうあ何をしているのだろうか。
ここのままじゃミツにころされてしまう。
なんか俺らしくないな、いつもなら考えて動けるはずなのに。
俺はミツに抱きつき、目をつぶり必死にミツの名前をを呼んだ。
大和
ミツ!!
三月
やま…と
その声を聴いた俺はゆっくり目を開けるとまだ瞳は紫だが泣いて俺の名を呼んでいる。
そんな姿にもらい泣きなのか俺も泣いてしまったがミツの名前を呼ぶのやめなかった。
するとミツは抱きしめ返してくれて
三月
ごめん、ごめんなさい。
大和、ごめんなさい
とその場に座り込み号泣している。
背中をさすってやりながら
大和
大丈夫、大丈夫だからミツは悪くない
三月
ひくっ大和…本当にごめんなさい
なぐさめつつも少しは警戒したほうがいいと思い数分後にまた確認するとミツの瞳はいつものオレンジにかわっており、泣き疲れたのかミツは俺の方に倒れこんできた。
ミツをおぶったあとに大神さんと千さんの元へ行くととりあえずアジトに戻ってから話そうということでアジトに向かった。

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はぁ…失敗か。
まぁいいやまだチャンスはあるし、それに能力は問題なく発揮できてるみたいだし。
後は彼を完全にあやつのみだね。
そのためにもやはり彼を早く連れ戻さないと、被検体10と01の力を使えば必ずこの世界は僕のものになる。
この世界を乗っ取らないとあの人たちの好きにさせてはいけない。
万里も巳波よりも僕が強いって誰が一番なのか思わせないと神は三人もいらないのだから。
僕は椅子に座って紅茶を飲み一休みしているとノックの音が聞こえ、通すとそこには01と07が部屋にはいってきて
壮五さん、こんにちわ
被検体10
お疲れ様です
壮五
お疲れ様、どうしたの?
被検体10
もう一度兄さんを連れ戻すチャンスをください
僕からもお願いします。
もしてんにぃが敵のチームで洗脳されてたら助けに行きたいって思うし…
おねがい壮五さん
壮五
んー2人でいかせるのは危ないから09や08を連れていくならいいよ
ホントに!?
壮五
うん
いいって一織!!やったね!!
被検体10
はい!!
壮五
あと07ちょうどいいや
もしこの子を見つけたらこの子も殺さずにつれ戻してくれるかな?
そういい、一枚の写真を渡すと07は「わかった!!」といい、2人で部屋を出て行った。
でももし彼にあった場合07と09はどう思うかな、死んだと報告された02の存在。
まあ僕の言ったことは全て信じてくれるし偽物とでもいえばいいか。

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