渡辺side




佐久間に引っ張られてトイレに入っためめ



追いかけろよって感じだと思うけど足が動かなくて呆然と立ち尽くしてしまった












佐 : あーースッキリしたわーーww



岩 : お前何してきたんだよ(笑)



佐 : し･つ･け♡♡



佐久間の言葉を聞いた瞬間意地でも追いかけなかったことを後悔した





渡 : おい佐久間



自分でもびっくりしたぐらい低い声が出て引かれそう笑



渡 : めめどこ



佐 : にゃは、そんな怒んないでよ〜ww
　   トイレで座り込んでんじゃね？ww



まだ何か言いたそうだったけど身体が先に動いた











渡 : めめ！いる！！？



1番角の個室が閉まってる



関係ない人だったら申し訳ないけど...



どんどんっ

渡 : めめ？いる？



目 : んっ、しょっぴ、ー、ぐすっ



泣いてるから不謹慎だけどいててよかったって思った



渡 : 1回開けてくれる？



目 : ......やだ、泣
　   こんな俺しょっぴーに見られたくない、泣



めめはめめなんだけどなぁ、



出てきてくれないことには何も出来ない





渡 : ぅし、じゃあめめ、出てこれそうになったら言って？
　   おれずっと待っとくから



めめに出てこれそうな時に出てきてねとだけ伝えてトイレの前の通路で待っておくことにした








＿ : 翔太



また聞き馴染みのある声



俺が物心着く前から一緒にいる人



渡 : 涼太、、なに、？



宮 : 目黒いねぇの？
　   俺も探そうか？

　   あ、俺どっちにもついてないから、



ずっとあっちについてると思ってた幼なじみから告げられたどっちにもついてないから、という言葉



なんだか少しだけ心が軽くなった





渡 : いや､今めめ出てこないんだよね、
　   角の部屋にいるんだけどこんな俺見られたくないって、



宮 : で翔太は出てくるまで待っとく気なのか



そうなんだよね、って言おうとした瞬間





がたっ

げほっげほっ



めめだ



音怖すぎるから急いで声掛けに行った




渡 : めめ！？
　   お願い開けて！！



目 : うっ、おえっ、だめ汚いっ泣
　   けほっ、、げほっげほっ



でもこれはさすがに放っておけないから意地でも開けてもらいたい...



渡 : だめ、目黒開けて。



いつもより少し低めに声をかけると少し沈黙があったあとに開けてくれた



殴られた時にできたのか口元に切れたような痕



渡 : ん、辛かったね、さすさす



目 : けほっけほっ、しょっぴー、
　   先、かえって、



渡 : お前置いて帰れるわけねぇだろ、ほら帰ろ？



目 : ほっといて！！！泣
　   もうみんなに迷惑かけたくないんだよ、ぐす