天喰「………………」

あの後俺たちは一緒に寝た…

にしても……

天喰「寝顔可愛すぎる………」

お互いに…夜の事をして…服を着ていない…

あなたに至っては顔以外…目で直視できない…

………ちゃんとできていただろうか…

俺はじめてたが…あなたはどうなんだろう…

………………………他の人としてたら……

天喰「……………」

俺は無性にあなたの事を抱きしめた。

小さい体は暖かかった。

あなた「………………んん……環さ…ん…」

天喰「あなた……」

寝ぼけているのかあなたは抱き締め返してくれた。

…この時も俺の髪を撫でていた。

あなたは俺の髪をよく触ってくる…

俺もあなたの髪よく触るが…

あなた「んふふ……幸せだぁ…」

天喰「え？」

あなた「何もかもはじめてなのが環さんで良かったなぁって」

天喰「え？」

あなた「えぇ？」

天喰「あなた…昨日俺より慣れてたと思った…」

あなた「そんな訳ないじゃん…！はじめてだよ！」

天喰「………………痛くない？」

あなた「環さんが優しすぎて胸が痛いよ？」

天喰「…………」

あなた「困った反応してないでよ〜…」

天喰「あんまり可愛い事言わないで…」

あなた「彼女なんだから可愛いって思って貰いたいの〜」

天喰「……………好きだ…」

あなた「私も好き〜！」

お互い風呂に入り…別々で…

あなたはまだ眠そうにしていた。

天喰「眠いなら寝てもいいんだよ…？」

あなた「やーだ…！環さん今日どっか行かないんですか？」

天喰「うーん…行きたい所ある…？」

あなた「ないですね…私も明日からはちゃんと仕事があるからなぁ…」

天喰「あなた大阪に住むの…？引越し先とか決まってるのか…？」

あなた「？？私、ここで住んじゃダメなの…？」

天喰「…………………ここ？」

あなた「天喰さんの家。今私達がいる所」

天喰「え…………それって……ど、ど、同居？」

あなた「それ以外ないよ？？安心して！！私昨日ネットでお付き合いをしたって公式に発表したの！」

天喰「……………………いいの？」

あなた「好きな人と一緒に居れるんだからいいの〜」

天喰「俺…仕事で遅い時あるけど…」

あなた「ご飯作って待ってるね…！」

天喰「…………………」

あなた「どしたの？そんななんというか…変な顔して」

天喰「……嬉しいなって…でも驚きの方が大きいかな…」

あなた「私もこんなに今が幸せなんて思わなかったな〜…それにここ環さんの匂いがする…すごい居心地いい…！」

天喰「俺…臭くない？」

あなた「そういう事言ってないの！環さんの匂いがして落ち着くの…！」

あなた「まったく…！環さん…おいで…！」

天喰「ｸｽｯ……うん…今行く…」

そうして俺はまた彼女の腕の中にいった。

彼女に会えたって実感をどんどんくれてる君の体温…匂い…全部が俺にとっては愛しくてしかたない…

あなた「……うーん…やっぱり環さんが1番好き…」

天喰「……………そんな可愛い事言わないで…」

あなた「えへへ…私可愛いんだ…」

天喰「…愛してる………」

あなた「付き合ったら甘天喰さんですね」

天喰「…あなた限定でだよ……」

あなた「そうじゃないとやだ…よ？」

天喰「うん…変わんないから」

あなた「ならいいです…！」