本編が始まる前にお知らせ
私が書いている小説にて登場するのは、現オプのメンバーのみとなります。
大変申し訳ありませんがもうオプを去った方の子はお話によっては死亡、またはキャラクターを消去する等で退場させて頂くことにさせていただきます。
尚、またあのオプに戻ってこられた場合はなんとか話を動かして再登場させるという形になります。
しかし2度以上はそのような対応は取りませんのでご了承下さい。さて、長々と関係のない話をしてすみませんね。
では皆様、鬼の里へいってらっしゃい
透き通っているような美しく優しい青だった空が、乱暴にびちゃりと塗りつぶされていくようにドス黒い色に染まっていく
穏やかだった鳥類はザワザワと慌てた様子でどこかへ逃げて行き、昼寝をしていた猫が飛び起きるくらいの物凄い勢いの地震と暴音と暴風が里の鬼達を襲った
邸に住んでいる一同も何事かと慌てて外の様子を見に行く
里の建物は殆どが潰れており、マシな方で半壊するくらいだ。建物の下からは呻き声も聞こえることから住民が下敷きになっているのだろう
一同の先程まで居た邸も半壊しており、幸いその吹き飛んだ部分には誰もいなかったため怪我人は居なかった
倭兵は目が死んでた
ザワザワと騒がしい方を見ると目をギラギラと赤く光らせた明らかに理性がないおびただしい数の鬼や妖怪が里のあちこちを襲い回っていた
一同はふと里長が眠って動けないことに気づき安否が気になる
紫囃はスミレの背中ですやすやと眠っている
里長が無事で安心した一同だったが、里の状況を見て顔をしかめる
虎春とルイは活き活きと里の奥へ走って行った
それを見送った残りの鬼達は、それぞれの無事を祈りながら狂ったように騒いでいる集団へと向かっていった
紫囃を背負っているスミレは他の鬼に里長を預けることにした
二人の鬼は周りをガードするように沢山の蝶を集めながら大きなガシャドクロに向かって走って行った
そう話している3人にどこからか大きな火の玉がピュンっと音を立てて飛んで来た
間一髪避けたが流石に命の危機を感じた3人は、もうこれは殺すか、と少し苛立ちながら考えた
そう言って急に殺意が凄い3人は元気よく集団へ攻撃を開始したのだった
ルイは意気込みとして叫ぶや否や颯爽と毒霧を身体にまとって走って行った
倭兵が勢いよくガシャドクロの頭のてっぺんに大きな泥岩を投げる
ガシャドクロはバランスを崩しその場に倒れ込んだ
その倒れた先には城が見える
ガシャドクロはその場に勢いよく倒れたように見えたが一瞬で消えた
冬愛の城に閉じ込められているのだろう
倭兵が土を盛り上げて足場を作り地面に軽く降りて足を着く
倭兵と冬愛は百鬼夜行の集団の中へ乗り込みに行った
3人は次々と飛びかかってくる雑魚妖を殺しながら叫んでいる
ルイは突然現れたと思うとすぐいなくなった
和智達の周りに居た沢山の妖が泡を吹いて倒れている
一旦くぎります
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。