第2話

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2023/08/22 08:21
まふゆ
まふゆ
作る時だけ、あなたの下の名前を
登場させたらいいんじゃないの、
奏
え?
まふゆは、私が救えなかったから
おかしくなっちゃった?
瑞希
瑞希
そ、それ、どういうこと?
絵名
絵名
わかんないんだけど……。
にごみく
まふゆ、私にも教えて。
まふゆ
まふゆ
うん、いいよ。
まふゆ
まふゆ
宮女中で噂になってるんだけど
まふゆ
まふゆ
あなたの下の名前の知り合いに
まふゆ
まふゆ
指定の人に求める「レイ」を
見せることができる人がいるらしい。
まふゆ
まふゆ
だからその人に頼んで見せてもらえれば、
いいんじゃないかなって思ったんだけど、どう?
奏
……いいかも……。
絵名
絵名
私もそう思う。みんなで作業できるなら……
瑞希
瑞希
やるしかない……よね。
まふゆ
まふゆ
でもまずは
まふゆ
まふゆ
その人を探すところから始めないと……。
奏
そこは……
瑞希
瑞希
知らないんだ……
絵名
絵名
……まふゆらしくないかも……
まふゆ
まふゆ
なんか言った?
3人「なんでもありません。」
にごみく
頑張って、みんな。
???side
???
あなたの下の名前……。
「繰り返す」
「フラッシュバック」
「蝉の声」
「二度とは帰らぬ君」
なんで……。
どうして
オレを置いて行ったんだ……。
「永遠に千切れていく」
「お揃いのキーホルダー」
???
あなたの下の名前とお揃いで買ったキーホルダー。
「夏が消し去った白い肌の少女に」
???
あなたの下の名前といた日々が懐かしい。
あいつは他より肌が白かった。
身長低めの少し青がかった白のショート髪、
透明感がある、少し内気な彼女に惹かれて……。
そんな日々だった。
お前がいじめられてると知ったのは
朝比奈さんから聞いてから。
あの時助けてくれたと言って笑っていたけど
あの後もいじめ続けられ、
やがて限界が来た。
そのせいであなたの下の名前はオレの前から消えた。
相談してくれれば良かったのに、相談してくれなかった。
心配かけたくなかったから。っていうけど
オレは隠される方が辛い。
それを言っておけば
あいつあなたの下の名前
助かったのかもしれない。
なあ
???
オレも、そっちにいっていいか、
???
ダメだよ。君はこっちに来ちゃ……。
???
君はスターになるんでしょ?
???
そのために頑張らないとさ
???
君の仲間も
???
私も
???
報われないよ。
???
でも……
???side
???
報われないよ。
???
でも……
はぁ……
そうだ、彼は諦めが悪いんだった……。
やるしかない……。
(  '-' )スゥゥゥ.....
???
天馬司、お前は生きろ。
司
え、
???
スターになるんでしょ?
司
でも
司
お前がいないなら
司
オレはスターは目指さない。
え、まさかの……












でも……
???
大丈夫。私はずっと天馬と一緒にいます。
だから
司side
(なまえ)
あなた
生きろ
司
……わかった。
……そのキーホルダー……
司
オレとの思い出、持っていてくれよ。
(なまえ)
あなた
もちろん
(なまえ)
あなた
好きだよ、司くん。
司
オレもだ。
(なまえ)
あなた
頑張ってね。
(なまえ)
あなた
未来のスターさん?
司
あぁ!もちろんだ!
……気を取り直して行かないとな!



















オレは天馬司!
天翔けるペガサスと書き天馬、世界を司ると書いて司!
その名も──────




































天馬司っ!ミライにスターになる男であり、
あなたの下の名前が誇れる彼氏だっ(((

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