「#さくらもち #青春」の小説・夢小説

☆第14回プリコン新人賞受賞作☆ 物心ついたときから、私は他人の心が読めるようになっていた。 人はもちろん、犬や猫、虫や魚まであらゆるものの心をだ。 誰もが、 「気味悪い」 と言って近づいてこない。 親にでさえ、嫌われている。 ましてや、友達なんて1人もできなかった────

幼い頃から陸上で活躍している、高校三年生の楓。 エースは楓以外考えられないというほど圧倒的に速く、そして美しいフォームなのだ。 ────けれどそこにライバルが現れた。 「あんたなんて…大嫌い…」 「ライバルとして？それとも──」 後悔しないためにも全力でぶつかるよ。 君に“恋”というバトンを渡すために────

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