鳥籠の姫は寵愛に溺れる
雄英の護衛に来た審神者は
「ヒーローのこと、嫌いではないですよ」
「もっとも、好ましくもありませんが」
どこか哀愁を帯びていて
「所詮は同じ人間ですもの、自分本位にもなりますよ」
「結局のところは自分が1番可愛いんですよね、よくわかっていますよ」
達観した性格の持ち主で
「歴史修正主義者が関与していないのであればそれが正史になります」
「時間遡行軍からは護衛致しますが、半端なヴィラン相手は自衛して下さい」
冷淡でありながらも
「自己研鑽を詰むのは素晴らしいことですからね、私で良ければ手合わせ致しましょう」
「独り善がりな強さなどたかが痴れています、視野を広く持ちなさい」
面倒見が良く
「加減を知らない節はありますが、基本的には忠義に厚い素敵な部下ですよ」
「彼等は部下であり家臣であり同僚であり、同時に代え難い家族でもあります」
刀剣男士との仲も良好だが
「付喪神である彼等は兎も角、政府の駒である私個人に権限はありませんから決めかねます」
「決して、我々の仲に深入りはなさいませぬよう……どうぞ御留意願います」
健全な間柄ではないようで……?
ー 17,332文字
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update 2024/10/07