今夜、世界からこの恋が消えても
僕の人生は無色透明だった。日野真織とで出会うまでは――。クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は︎︎︎︎︎︎︎︎"お互い、本気で好きにならないこと"を条件に告白を受け入れるという。そうして始まった偽りの恋。
やがてそれが偽りとは言えなくなったころ――僕は知る。「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れるの。一日にあったこと、全部」日ごと記憶を失う彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。しかし、それは突然終わりを告げ……。
ー 3,032文字
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update 2022/06/29