『無名のフォルダ』
カミサマは新たな物語を作ることにしました
14人が幸せに共同生活するお話
ですが、???がエラーを起こしました
その為に彼らにも影響が出てしまったのです
「もう、嫌われたくない」
「誰か、本当の俺を教えてよ」
「もう、誰も傷つけたくないの」
「紙はいつも笑ッテルンダカラ」
「普通って何なの?」
「全部全部俺のせい………?」
「私のせいで⬛︎⬛︎⬛︎が苦しんでる……」
「ぽれだってこんな姿に生まれたくなかった!」
「……私を、殺さないで、……」
「役立たずでごめんなさい」
「本当の俺って何だっけ…?」
「本当の自分は僕?私?」
「こんなのバレたら駄目だ、気持ち悪いもん」
このままではあまりに不幸な結末になる事を悟った愚かなカミサマは、もう一人作ることにました
真新しいフォルダに、絶大な力を与えました
彼女しか干渉出来ない14人のセカイにたった1人送り込みました
その名無しのフォルダに名前をつけるなら……
『茶子』
愚かなカミサマは安心しました
これで彼らは救われる、と
ですが、お話のセカイだからといって、そう簡単ではなかったのです
愚かなカミサマはひとときの安らぎを楽しんでいます
それが「ひととき」である事も、これから起こる事も知らずに…………
この小説はめ/め/ん/と/も/り様及びめ/め/村の二次創作です
ー 518文字
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