このページは javascript を有効にして Chrome Browser 最新版で御覧ください
小説検索
音楽室 #恋愛
出会いはきっと、奇跡のようなもの
ー 7,923文字
振られて初めて、スタートしたあいのの恋は、音楽室から聞こえた音色が始まりだった。
今日もここが僕の居場所
山の中にポツンと建ったある学校 ここに普通の生徒はこない 自分の病気と闘う生徒だけ そんな学校の音楽室で片想いをした 笑顔にあふれた君に会うのが 僕の唯一の幸せで、 君だけは失いたくないんだ 明日もここで君を待ってる
「ー家出、しよ。一緒に」 僕、染谷勇次郎には幼馴染がいた。 落第者と呼ばれた琴の名家の次女、雨川海歌。幼い頃、ある島の海岸で出会った2人は、今日も桜丘高校の旧校舎にある音楽室にて青春する。 黙っていれば美少女の海歌、 愛想はいいけれど内面がアレな勇次郎と性格に難ありの2人だが今日も2人は幼馴染以上恋人未満の距離で過ごす。 そんなある日海歌が家出をするがー ー僕らの青春は、あの歌で繋がっている
lock相互フォロー限定
ー 1,359文字
keyboard_arrow_left
1
keyboard_arrow_right