ピンク盾の勇者 - Bloody Battlefield Hero -
血煙が舞い散る戦場。死と隣り合わせの極限状態の中、ひときわ異彩を放つ少年がいた。彼の手に握られているのは、戦場の無慈悲な色彩とは対照的な、鮮やかなピンク色の盾。仲間たちの屍を踏み越えながらも、少年の瞳には一片の迷いもない。ピンクの盾を構え、研ぎ澄まされた投げナイフを操るその姿は、まるで戦場に咲いた一輪の薔薇のよう。敵兵であるはずの俺は、いつしか彼の勇姿に心を奪われていた。人々は彼を畏敬の念を込めて呼ぶだろう、"ピンク盾の勇者"と。
ー 937文字
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update 2026/03/11