花は語らず、蜜に酔う
ある日から街に奇妙な死が現れ始めた
遺体は芸術品のように飾り立てられ、ある者は喉から花を咲かせ、ある者は心臓の真上に花が突き刺されていた
死の恐怖は鮮やかな花に埋もれ塗り潰される
「大切な人に。……最高な状態で、見せてやりたいんです」
街角の花屋である男が零した言葉
一人、また一人
日常から色が消え、鮮やかな花が増えていく
語らぬ飾られた花のみが、残酷なその残酷な愛を知っている
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【閲覧上の注意】
この作品には以下の表現が含まれます
•身体破壊、及び殺人表現
•死を美化する発言
この花の毒に耐性のない方は、ページを閉じることをお勧めします
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start : 2026-04-03
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ー 11,835文字
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