画面の中のキミ
ずっと画面の向こう側にいた、憧れの人。
HANAのKOHARUを応援する普通の大学生・ある日、待ちに待ったライブへ足を運ぶ。
いつも通り、客席から大好きなKOHARUを見つめていた。
ライブが終わり、帰ろうとしていたそのとき――
「〜さん、で合っていますか?」
突然、スタッフに声をかけられる。
何も知らされないまま案内された先にいたのは、さっきまでステージに立っていたKOHARUだった。
「……〜ちゃん?」
なぜ、KOHARUは自分の名前を知っているのか。
そして、どうして自分はここに呼ばれたのか。
それをきっかけに、ただの「アーティストとファン」だった二人の距離が少しずつ変わっていく。
連絡を取り合うようになり、ステージの上では見られないKOHARUの素顔を知っていく。
けれど、近づけば近づくほど、二人の間には越えられないはずの壁があることにも気づいてしまう。
「私はKOHARUのファンだから」
そう言い聞かせて距離を取ろうとする。
一方で、KOHARUもまた、ただのファンとして見られなくなっていた。
憧れから始まった気持ちは、いつしか名前のついた感情へ変わっていく。
これは、客席から始まった恋が、ステージの向こう側へ届くまでの物語。
ー 20,410文字
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update 2日前