白米
小説
活動報告
- 恋愛連載中

君がため、春の野に出で
バレーボールの天才・及川徹は、競技かるたの頂点に君臨する少年・小千谷仁治の「神速の音」に魅了された。 守ってあげたいという庇護欲は、やがて仁治の世界を理解したいという狂おしい執着へ変化する。及川はかるたのルールを独学し、仁治の痛みを共有するために過酷な練習に身を投じていく。 バレーボールという太陽の下で生きる男が、静寂の深海に生きる少年に捧ぐ、命がけの恋の修行譚。 図書室通いの果てに掴んだ和歌の一首を手に、及川は仁治の心という最後の札を「狩り」に行く。 ー 2,054文字
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