❥凛々しい凛さん

小説
活動報告
- ノンジャンル連載中夢小説

予測変換
深夜、画面に灯る不自然な一文字 『あ』『だ』『い』―― 朔間零から届く意味を成さない断片を、プロデューサーはただの打ち間違いだと信じていた 『 ただの打ち間違いじゃよ 』 そう笑う彼の瞳の奥に、終わりの予感が揺れていることにも気づかずに 一文字の先に隠された、零が決して選択しない予測変換 バックスペースで削除されるたび、彼が飲み込んできた愛の形 それは、いつか訪れる『離れ離れ』の日まで、 プロデューサーが知るはずのない残酷な恋の遺言だった ――その一文字は、綴られなかった『さよなら』の代わり ー 628文字
422026/03/09

