~あなた side~
ただいま本番中でございます!
今、兎年のみんなが歌ってます!
私のソロはエンディングの直前
それまでは出番がないので一緒に出るJrの子たちと最終確認してます!
そうなんです
実は織山の尚大さんが私が来れないときのダンスの先生をしてくれてたんです
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舞台裏
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これがみんなでする最後のエンジン
それぞれが自分の持ち場に着いたのを合図に会場の電気がいっせいに消えた
バンッ
突然、銃声がした
その悲鳴は推しに向けた黄色いものではなく音に怖がる悲鳴だった
音がなり、悲鳴が聞こえ、数秒後
センターステージにスポットライトが当てられた
そこにたっているのは黒いマントをはおり、ピエロの仮面を被った10人
そういうとみんなが仮面を外した
今度の悲鳴はステージにたっているJr10人に向けられたものだった
そんなのは気にしまいと、10人はバチバチのダンスを踊り始めた
1分ぐらい踊ったあと、全員の動きが止まった
バンッ
もう一度銃声の音がなった
次にセンターステージに現れたのは全身黒の服に身を包んだあなただった
そこからはかっこいいラップを披露していく
前のソロは明るい曲だったからラップをしてなかったからラップを披露するのは初めてかも!
今、ものすごく楽しいです!
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~山田 side~
in 舞台袖
なんてみんなで会話していると上から布が落ちてきた
少し裏がザワついてますが、スタッフさんは普通なので疑問に思っていると布の中からあなたが現れた
さっきまでの黒の衣装がなくなって、次は白のドレスになっていて、周りのJrが消えていた
一瞬の出来事に脳の処理が追いついていない
てか、Jrのみんなはどこに行ったんだ?
さっきまでステージにいたJrが帰ってきた
え?あの一瞬で!?
あっ...
普通に会話始まっちゃった...笑
なんて話してたらあなたの歌が終わった
あなたのドレス姿は綺麗だったよ
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in舞台終わり
ゾロゾロ
カシャ
カシャ
そのあとも他のグループやJrの人たちと話したりお年玉をあげたり貰ったりして楽しんだよ
あなたは色んなグループに囲まれてISLANDTVや写真撮ったりしてて愛されてたよ
あなたが愛されてるのが改めてわかったね笑
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よく分からない終わり方...笑
次も待っててくださると嬉しいです!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。