第6話

香りも
297
2024/04/15 01:28
カルパッチョside
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
カルパッチョ君〜!
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
ちょっとこれ試して欲しいのです!
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
この間の?
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
なのです!
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
ちょっと手首を出して欲しいのです!
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
失礼するのです
トントン
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
これ……
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
ジンジャーとソープを
混ぜてみたのです!
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
香り過ぎないように気を付けたのですが
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
やっぱりちょっとカルパッチョ君の
イメージとは何か違うのです
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
取るのです
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
(((ロ(・ω・*)フキフキ
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
……………ねぇ
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
はい!
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
何で僕に合わせるの
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
男用にするだけなら…
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
私は“誰にでも合う香水”ではなく
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
“その人に合う香水”を作りたいのです
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
人の第一印象は数秒で
決まってしまうのです
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
だいたいは視覚情報で
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
次に嗅覚や聴覚がついて来るのです
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
その人に合わない香水を付けてしまうと
その人の印象が悪くなってしまうのです
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
それは私は望まないのです
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
なのでその人に……
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
“個人に合う香水”を作るのです!
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
“香りも身嗜みのうちの一つ”なのです!
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
……………ふーん
本当に良い顔して話すな……
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
もう少し違うものを考えてみるのです!
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
ねぇ
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
君のは作らないの?
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
私は自分ではつけないのです
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
自分が香ると鼻が上手く
機能しないのです
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
……………そう
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
ありがとうなのです!
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
またよろしくなのです!
カルパッチョ・ローヤン
カルパッチョ・ローヤン
やっぱり変な奴……
































フィオーレside
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
あ!フィオ!
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
シュエン!
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
ちょうど良いところに来たのです!
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
え?
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
シュエンのイメージの香水を
作ってみたのです!
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
ちょっと試させて欲しいのです!
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
あ、うん
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
手首出すのです
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
はい
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
失礼するのです
トントン
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
これは……薔薇の香りだね
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
シュエンにピッタリなのです!
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
強過ぎなくて良いね
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
でももう一つ香りが……
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
よく気が付いたのです!
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
みずみずしい薔薇とパキッと
メリハリをつけるミントを
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
薔薇の香り7とミントの香り3の割合で
組み合わせてみたのです!
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
甘過ぎず爽やかな香りだ
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
もし良かったら使って欲しいのです!
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
首筋や手首、足首などにつけるのです
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
2〜3回くらい軽く「トントン」と
つけるくらいがちょうど良いのです
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
わかった
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
ありがとうフィオ
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
良かったらまた意見を
聞かせて欲しいのです!
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
もちろん!
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
そういえばフィオ
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
はい?
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
また今度お茶しない?
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
………この間の人居るのです?
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
ちゃんと謝りたいんだって
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
だからお願い
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
……………わかったのです
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
じゃあお茶菓子何か持って行くのです!
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
楽しみにしてるよ(*^^*)
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
なのです!
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
それでは私は戻るのです!
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
うん
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
気を付けて戻るんだよ?
フィオーレ・フルール(フィオ)
フィオーレ・フルール(フィオ)
そこまで子供ではないのです!
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
(´▽`) '` '` '`


































シュエンside
ワース・マドル
ワース・マドル
ん?シュエン
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
何?
ワース・マドル
ワース・マドル
お前何かいつもと違うな
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
何が?
ワース・マドル
ワース・マドル
何か……香水か?
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
あぁ!フィオが僕に作ってくれたんだ
ワース・マドル
ワース・マドル
へぇ……
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
今度ワースのも作ってもらおうか?
ワース・マドル
ワース・マドル
……………身体につけるやつじゃなくて
部屋に置くやつが欲しいかな今は
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
ディフューザーかい?
ワース・マドル
ワース・マドル
勉強に集中出来るようなのが欲しい
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
頼んではみるけど……
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
ディフューザーはどうだろうな……
でもフィオなら出来る気がするな……
ファンクラブ会員
あれ?シュエンくん良い香りする!
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
あぁ親戚の子が作ってくれた
香水を試しているんだ
ファンクラブ会員
すご〜い!
ファンクラブ会員
それってレアン寮の子?
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
オルカ寮の子だよ
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
フィオーレ・フルールっていう
花の香りがする可愛い女の子
ファンクラブ会員
今度会わせて〜
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
良いけど……
シュエン・ゲツク
シュエン・ゲツク
あまり一度に香水を
お願いしないようにね
研究を邪魔すると機嫌凄く悪くなるからな〜……

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