第10話

１０話（話の続きです。）

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2019/01/09 08:06

ンダホ

お前ら・・・・・



何してんの？

あなた

だほちゃん、違うよ・・・

ンダホ

違う？何が違うんだよ。

シルク・・・だよな？

お前も、人の彼女に手出して楽しいか？？

あなた

違う。シルクは・・・何も悪くない

ンダホ

もういい。別れよう。

あなた

・・・！

シルク

だほ、違う。俺が悪いんだって

ンダホ

もう、決めた事だから。

と言い残し、ンダホは去っていった。

あなた

・・・

シルク

ごめん・・・

俺、付き合ってる事知らなくて・・・

あなたのが辛そうな顔してんの耐えられなくて・・・

あなた

ううん・・・

シルクは何も悪くないよ・・・

シルク

ごめんで済まされることじゃないのは分かってる。

だほもあなたも傷つけて・・・

あなた

違う。

私が悪いの。

・・・誤解といてくる。

シルク

待って！

今行った所で、だほはまだ冷静になれてないと思う。

もうちょっと時間あけたほうがいいんじゃないかな。



・・・って、俺が偉そうに言うのもなんだけど・・・

あなた

そっか・・・

シルク

・・・いつから付き合ってんの？

あなた

・・・中２の時から

シルク

・・・そっか

あなた

うん

シルク

俺さ、ほんとはお前のこt・・・

放送

ピンポンパンポーン

まだ体育館に集合していない新入生の方は、お急ぎください。

シルク

・・・行くか。

あなた

そ、そうだね。

入学式中・・・

あなた

（だほちゃんに誤解とかないと。・・・あとシルク・・・なんて言おうとしたんだろ・・・・）

シルク

（だほが別れようって言ったとき、ちょっと嬉しかった・・・ほんと最低だな、俺。二人から、嫌われちゃったかな。）

式が終わり教室に入ると・・・

あなた

シルク、同じクラスだったんだね

シルク

おう。

あなた

だほちゃんとクラス離れちゃった・・・

シルク

ま、まあ席も近いし、色々と・・・

あなた

うん。確かにシルクと席近いのは良かったかも。

シルク

・・・

あなた

・・・

シルク

部活・・・何入る？

あなた

ま、まだ決めてない。シルクは・・・サッカー？

シルク

いや、確かに小学校の頃はサッカーやってたけど、親が迎えに行くのめんどくさいからってバスケやりなさいってさ。だからバスケはいろうかなって思ってる。

あなた

そうなんだ。シルクサッカーうまかったのにね

シルク

んなことねーよ。バスケも特別うまいってわけでもねーし

あなた

シルクなんでもできるよね。ほんと。

シルク

うっせ////

すると、廊下に通りかかったンダホがチラチラこちらを見ている事に気がついた。

あなた

だほちゃん・・・！

ンダホ

・・・いちゃつくなら他でやれよ。

こっちの身にもなって考えろよ。

シルク

だほ、だから違うんだって。

あなたは、友達以上恋人以下の存在なんだから！

あなた

（ｽﾞｷｯ・・・）

ンダホ

じゃ、じゃあ、は、ハグしてたのは、なんなんだよ

シルク

友達として、あなたが辛そうな顔してんの耐えらんなかったんだよ！

ンダホ

・・・シルクはあなたの事友達としか見てない・・・って言いたいの？ほんとに？？？？

シルク

ああ・・・そうだよ

あなた

（・・・そりゃそうだよね。でもなんか傷つくな・・・）

ンダホ

信じても・・・いいの？

シルク

それは、お前が決めればいい。だほは俺よりも長くあなたと一緒に居るんだから、よく分かってるだろ？

ンダホ

・・・ごめん。

あなた

え・・・？

ンダホ

いや、あなたの事疑ったりして・・・

あなた

ううん、私が悪いから・・・

ンダホ

そうなんでもかんでも背負うなって。俺にも多少は背負わせて？

あなた

上目遣いやめてください。殺す気ですか？

ンダホ

ww
なぜゆえ

あなた

ばーか

ンダホ

ばーか

シルク

お前ら俺いんの忘れてね？

あなた

あ、シルク

シルク

あ、シルク。じゃねーよ全く・・・ww

あなた

あははwww

シルク

んだよラブラブじゃねーかよ！

人騒がせな・・・

ンダホ

ごめんごめんww

あなた

ごめんねw
でもにゃんにゃんとクラス離れちゃった・・・

ンダホ

やめてそれwww

シルク

にゃんにゃんって何wwwwww

ンダホ

俺のあだ名・・・ww

シルク

wwwwwwwwww

ンダホ

もー、恥ずかしいー

あなた

ww
可愛い～w

ンダホ

あ、てかLINE交換しよー

シルク

あーいいよ

あなた

あ、そういえば、みんなで今週集まろうって話になってるんだけど、シルクも来る？

シルク

え、マジ！？マサイとかモトキとかもいる！？

ンダホ

いるいるw

シルク

マジで！？うわー、楽しみ！！

あなた

あははww

ンダホ

あ、俺そろそろ行かないと

シルク

そかそか

あなた

じゃあ、また次の休み時間に！

ンダホ

うん

あなた

バイバイ

ンダホ

(´ー`)/~~

そう言いンダホは教室へと戻っていった。

シルク

俺らも、戻るか。

あなた

うん！そうだね

シルク

あー、悔しいなあ・・・

あなた

ん？

シルク

いや、なんかさ、だほに取られちまったなと思って。

あなた

え・・・？

シルク

お前・・・鈍感すぎ////

あなた

えっ・・・？？？？

シルク

ww

担任

皆さん席についてくださーい

あなた

（なんかシルクおかしな事ばっか言ってくる・・・どういう意味？）

クラブ見学にて。

シルク

だほは何入る？

ンダホ

俺は、野球かなー

シルク

そかそか。

？

あれ、シルクじゃん！××高校入ったんだ。バスケ部入っていけよー

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まあ検討はつくかと思いますが、あの大物YouTuberさんです。

次回もおたのしみに！ピース！w


エイちゃん、福岡のファンミ来てくれてありがとう！バッチリうつってたよ！

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第11話１１話

ゆずれもん

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。