そう、私の衣装は真っ黒なセーラー服。白い線が入っていて、白いリボン。
初期イメージ。髪の毛短いけど長いまま。気にせんでね。
そんなギスギスした会話をしながら2人はどこかへ行ってしまった。残されたのは私とヒミコちゃんだけだ。
「 でも、まだちょっと好きです 」
へらと笑ったところで、私の身体はじんわりと優しく包まれた。
優しくて、嬉しかったはずなのに
自分の価値がすごく下がった気分になるのはなんで?
下がるも何も価値なんてそもそもないのに。
背中の奥に、
絶望の記憶のうちに、
肥え太った何かがいる。
脳みそが揺れる
周りの音が消えていく。
世界が遠くなっていく。
そうして柔らかい体温は私から離れていった
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投稿遅れて、短くて、しかも意味不でまっじでスマン。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。