一緒に来たのは
人気のあるカフェ。
考えていると
私の頬を人差し指で
つん と押した。
背の高い彼は
私の頭を
ぽん と撫でてカウンターに向かった
私はその間、
座って彼を待っていた。
やけに長い。
どうして?
カウンターに目をやると
彼は楽しそうに女性の定員と
話をしていた。
なんだろ、、
この気持ちは、、、
少しモヤモヤとしている。
さっきのことは忘れよう。
あの時だけだよ、、。
きっと。
彼のアイスコーヒーは
甘い。
すると、
カウンターにいた女性の定員が
こちらのテーブルにやってきた、、。
ドギョマ。
そうあなたを呼んでいた
あの人は誰?
持ってきたのは
チョコレートケーキ。
ドギョマはチョコレートケーキより
ショートケーキの方が好きなのに
笑顔でそう言って
受け取った。
私だけ、
なんだか置いてけぼりにされてるみたいで
気分が悪かった。
おいしいキャラメルラテと
素敵な彼を
置いて
自宅にかえった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。