おれはかわりものメタモンや。
呪具を使う術師にいつも着いてく少年。
彼は、呪術高専にとっても術師にとっても、
都合のいい道具でしかないのだ。
「おれは大人達にとって、ただ言いなりになる都合のええ便利な道具としてしか見られてへんのや」
「生まれた時からずっとそう言われてきた人の気持ちなんて自分らは分かれへんのが普通や思うで。だって、自分らは言われたことあれへんのやし」
「せやけど、ここに来て、みんなと過ごして、やっと人間に少しだけでも近づけた思てる」
「初めてここで人間扱いされたんやで、みんなおれのこと見たら、「ばけもん!!」って叫ぶんやもん……孤独って結構辛いねん」
「うちの親もおれのこと便利な道具としてしか見てくれへんで、まぁ、こんな性別があれへん人外を人として見てくれるやつなんて、そうそうおれへんけどな、!」
けれど、彼はいつでも、クラスメイトや先輩の、背中を押す存在であった。
そんな彼の口癖は───────────
「████████████████████。」
ー 428文字
favorite0
grade1
update 2024/10/16