これが私たちの『バレーボール』
黒尾さんと研磨くんの幼なじみの女の子。
親の都合で1度引っ越して、約2年ぶりに戻ってきたけれど…
「もう前みたいに…できないの」
あの頃から変わってしまった“こと”
逆に、変わらなかった“こと”
「なら俺たちがその先を見せてやる」
「だから、近くで見守っていてくれ」
今振り返れば、たった3年間
されど、3年間
仲間と切磋琢磨し、
ときには高校生らしくはしゃいで笑って、
たまに本気でぶつかりあったりして、
あるときは肩を抱き共に悔しさに泣いた。
喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、悔しさ、悩み、焦り、エトセトラ。
様々な感情を胸に、
全力で駆け抜けた3年間は私たちの青春だった。
けれど、少年少女たちの青春は終わらない。
『繋げ』
ー 630文字
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update 2020/07/29