【d!】八月の終わり、君は海を見ていた【tn】
机の上の参考書。
開いたままの問題集。
書き殴ったようなノート。
蛍光ペンの跡だけが増えていく、八月。
大学受験は思ったより余裕がなくて勉強漬けの毎日だった。
窓の外は、もう夜だった。
ふと、思った。
――海に行きたい。
理由はない。
今日じゃなくてもいいはずなのに、今じゃないと、何かを失くす気がした。
後悔、という言葉が
まだ形を持たないまま、胸の奥で揺れる。
気づけば、夜道を歩いていた。
街灯の少ない坂道。
遠くで、波の音。
夜の海は、黒い。
昼間のきらめきも、騒がしさもなくて、
ただ静かに、そこにある。
私以外の砂を踏む音が聞こえた。
潮風に混じりながらも懐かしい気配。
気のせいかな、なんて思いながら期待した。
八月の終わり。
きっと、
この夜を知らないまま過ごしたら、
私は何かを後悔する。
波が寄せて、返す。
その向こうで、君が立っていた。
君は私の気持ちを知らずにこう言った。
______久しぶり
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
attention
■実在する人物名を借りていますが、ご本人様及び団体とは一切関係ありません
■エセ関西弁、口調あやふや、キャラ崩壊等が含まれます
■この作品は二次創作です
■n番煎じものなので似た作品があります
■///、♡等の表現を使う場面がある可能性有ります
⚠ご本人様に迷惑をかけるような行為はおやめ下さい⚠
表紙画像見て思いついただけですので下手です
ー 1,371文字
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update 10時間前